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2018/09/03

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マイクロスコープ(顕微鏡)を導入しました〜マイクロスコープによる精密治療をご存知ですか?〜

マイクロスコープ(顕微鏡)での治療をご存知ですか?

マイクロスコープとは、肉眼では見えないものを3倍から30倍程度にまで拡大観察できるものです。

マイクロ文字というものがありますが、1000円札や500円玉には顕微鏡で拡大しないと見えない小さい文字が隠れています。





お口の中でも肉眼では見えないものがたくさん隠れています。

 

マイクロスコープを用いることで肉眼では見えないぐらいの小さなむし歯を見つけることができる為、初期段階で早期のむし歯治療が可能になります。

また、暗くて狭い歯の根の中の部分を明るく拡大して見ることができる為、従来のレントゲンを参考にしながら経験と勘を頼りに施す治療とは大きく差が出ます。

その他にも、肉眼では見えないぐらいの被せ物や詰め物のズレ、歯に入った小さなヒビなどを見つけることによって二次的なむし歯を見つけたり、原因の分かりにくい症状などを予測することができます。

 

マイクロスコープは歯科医師の行う治療だけに有効なのではありません。

歯科衛生士が行う歯周治療にも効果的です。

歯石除去は痛いから嫌いだとおっしゃる方が多いですよね?

もちろん炎症が強い時には強い痛みを感じる事もありますが、器具がしっかり歯面に当たっていない時にも痛みを感じてしまいます。

マイクロスコープで見ながら行えば、歯石を除去する器具の刃先まで見えるので、歯肉を傷つけたりする危険がかなり減ります。

刃先が浮いていたり、間違った方向に器具がいかなければ、痛みも出血も少ない歯周治療が行えます。

 

歯周治療は、数種類の歯周病菌が作る“バイオフィルム”という頑固な薄い膜から染み出る毒素が原因であるということが解っています。

ですから、この膜をいかに除去して再発を防ぐかということが私たち歯科衛生士の歯周治療の鍵となります。

歯周ポケットが深くなると的確に器具を入れることはかなり難しくなります。

しかし、ポケットの中の細菌を減らさなければ歯周組織は改善されません。

マイクロスコープを用いることによって、器具を的確に入れられるだけでなく、肉眼では見えなかった感染源を見つけて除去することができます。

 

講師の先生がおっしゃっていた言葉ですが、見えなければ始まりません。

歯科医師や歯科衛生士が見えないと治療も予防もできません。

マイクロスコープによって未病を見つけることが出来るのです。





かめい歯科クリニックでは、ドクター用と衛生士用にマイクロスコープを2台導入しております。

また、ドクター衛生士全員が常時3倍のルーペを使用して、精密な治療を心掛けております。

今後、益々精度の高い治療を提供できるよう、スタッフ一同努力し、環境を整えていきたいと思います。

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