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2018/10/20
- 歯科コラム,日常のひとこと,その他
歯科食育士エキスパートに合格しました〜私たち歯科の医療従事者が食について見直し、患者様に食育をお話する必要があるのです〜
これまでベーシックとアドバンスドのセミナーを受講し、今回エキスパートに参加させて頂きました。
より詳しく食について学び、食事指導の実践についても教えて頂きました。
前回のブログでもお話しましたが、私たちの身体は、私たちが毎日食べたもので出来ています。
歯も歯肉も歯槽骨も血液もすべて食べ物からできています。
歯科医師や歯科衛生士がいくら治療やスケーリングを正しい手順で行っても、根本である「患者様の食生活」が乱れていては、効果的な治療も継続的な成果も得られません。
『お口は命の玄関』とも言われているように、お口の健康は全身の健康に関係してきます。
口腔の専門家である私たち歯科衛生士が『食』についてお話することで、歯科治療の成果を上げ、全身状態の改善が出来ればと思っております。
よく噛めないと食べ物が食べられませんよね?
歯がむし歯で痛かったり、歯周病で揺れていたり、入れ歯も入れずに歯の無い状態ではなかなか噛めず食事ができません。
その場合、歯科での治療を行いますよね。
それだけで終わっていてはただ治療しただけで、今後のむし歯や歯周病の予防にはなりません。
そこで、今は「予防歯科」を行うようになり徐々に定着してきました。
しかし、予防としてフッ素塗布やブラッシング指導をいくら行っても毎日の食生活や食べ物の内容が変わらなければ予防とは言えないのです。
また、さまざまな持病をもっておられる方が大勢おられますよね。
服薬により口腔乾燥や歯肉増殖など様々な副作用もあります。
食事により生活習慣を変えて、出来るだけ服薬の量を減らせるならいいですよね。
そこで、私たち歯科の医療従事者が食について見直し、患者様に食育をお話する必要があるのです。
メタボリックドミノをご存知ですか?
生活習慣が乱れればまずはう触(むしば)、歯周病に現れます。
歯学から医学の分野に病気は進んでいき、歯科は健康の最上流を担っています。出来るだけ上流で食い止める必要があるのです。
今後は、歯科での治療、メンテナンスや患者様のセルフケアに加えて食生活についても見直して頂く機会になればいいなと思っております。
当院では、予防歯科の一環として
○むしばのリスクの高い方…糖分摂取量やミネラルの摂取について
○歯周病のリスクの高い方…油の見直しや免疫力を高める食品について
を予防治療ご希望の方にご提案させて頂きます。
詳しくはスタッフにご相談ください。
名張市の歯医者名張かめい歯科・矯正歯科
住所 | 〒518-0465 三重県名張市赤目町丈六449-1 |
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診療時間 | 月曜日・火曜日・金曜日 8:30〜17:30 水曜日 10:00〜19:00 土曜 8:30〜16:30 |
休診日 | 木曜日・日曜日・祝日 |
最寄駅 | 赤目口駅 |
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