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2025/03/12

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衛生士が解説!〜母乳は虫歯になる?〜

母乳には乳糖という糖の一種が含まれていて、口の中の細菌の作用によって、歯を溶かす材料となります。
しかし、母乳に含まれる乳糖のみの場合は濃度が低いために虫歯にはならないのです。


離乳食と母乳、両方を口にするようになると虫歯のリスクが上がってしまいます。
離乳食を食べると食べ物が歯に付着して菌が付きます。
その悪い状態のところに母乳が来ると、お口の中が酸性になり脱灰が起こります。

授乳が原因で虫歯ができる場合にもっとも虫歯ができやすい場所は上の前歯の裏側です。
これは唾液の流れが少ないことが原因しています。
下の歯は舌の下の唾液腺から流れ出す唾液で常に洗い流されているので虫歯になりにくいです。
特に夜間授乳が虫歯のリスクが1番高いです。


口の中に糖分が溜まる時間が長く、頻度が多いと虫歯のリスクが高まります。
夜間授乳は唾液の分泌が減る時間に重なるために虫歯になりやすいです。
夜間授乳が避けられないのであれば、口の中に糖分(食べ物)を残さないのが大切です。
その他にも水分を飲ませたり湿らせたりガーゼで拭ってあげるといいでしょう。
この記事の監修者
院長亀井孝一朗
院長 亀井 孝一朗
資格
名張市の歯医者名張かめい歯科・矯正歯科
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診療時間 月曜日・火曜日・金曜日 8:30〜17:30 水曜日 10:00〜19:00
土曜 8:30〜16:30
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