歯周病で認知症が悪化?! 定期検診で歯周病の予防を|
名張市の歯医者 名張かめい歯科・矯正歯科へ

BLOGスタッフブログ

名張かめい歯科・矯正歯科

2018/01/11

    歯科コラム,日常のひとこと,虫歯治療・歯周病,予防歯科

歯周病で認知症が悪化?! 定期検診で歯周病の予防を

先日、朝日新聞で「歯周病で認知症悪化」という記事が掲載されました。

国立長寿医療研究センターと名古屋市立大学などの研究グループが解明されたそうです。

認知症の6割を占めるアルツハイマー病は、脳の神経細胞の中にアミロイドβというタンパク質がたまり、神経細胞が徐々に死滅することが原因とのこと。
たしかに、歯周病は様々な病気と関連していますが、認知症の悪化まで関連していたとは驚きでした。

歯周病菌が毛細血管に侵入し全身を駆け巡ることで、たどり着いた場所で炎症を引き起こす動脈硬化や虚血性心疾患などと関連があると認識されています。

歯周病の炎症性物質(炎症性サイトカイン)が血流に乗って全身を巡り糖尿病などを悪化させていることもご存知の方も多くいるでしょう。

だからこそ、この記事を読んで驚きながらも納得しました。
歯周病はサイレントディジーズ(静かなる病気)とも表現されています。

自覚症状がなく進行するため多くの患者さんが、歯周病にかかっていても気づかず

歯科医院で診断されて初めて歯周病だと知ります。
ただ、自覚症状がないゆえに深刻に捉えず虫歯治療のみを希望される方もいらっしゃいます。

例えるなら歯の支えになる歯周組織=土地、虫歯治療=豪邸

つまり歯を支える歯周組織が悪ければ、地盤の緩い土地に豪邸を建てるようなものです。

治療後は立派な豪邸だと喜んでいても、何年後かに地盤沈下などを起こして家が傾いてしまっては住めなくなるかもしれません。
家を建てる事を想像したらそんな結末は嫌ですよね。

生涯ずっと美味しい食事を、美味しく食べていただきたいと想い、かめい歯科クリニックでは予防歯科を大切にしています。

何かお困りのことがございましたら、お越し下さい。
この記事の監修者
院長亀井孝一朗
院長 亀井 孝一朗
資格
名張市の歯医者名張かめい歯科・矯正歯科
住所 〒518-0465 三重県名張市赤目町丈六449-1
診療時間 月曜日・火曜日・金曜日 8:30〜17:30 水曜日 10:00〜19:00
土曜 8:30〜16:30
休診日 木曜日・日曜日・祝日
最寄駅 赤目口駅

一覧に戻る

RELATED関連記事

2017/11/06

    歯科コラム,虫歯治療・歯周病

歯肉炎と歯周病の違い