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2018/08/06

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歯周病なんて自分には関係ない!歯磨きなんて面倒だ!!と思って過ごしている10代から20代ですでに歯周病は始まっています。〜最新の歯周病学について学んできました〜

先日、「ペリオ治療はバイオロジー」というセミナーへ参加してきました。

大阪大学大学院で教授をなさっている天野敦雄先生のお話でした。

 

ペリオとは聞き慣れない言葉かと思いますが、歯周病のことです。

歯周病は40代から発症する病気(早い方で30代)のため、

年齢を重ねれば仕方のないことと思っている方も多いのではないでしょうか?

 

実は・・・

弱毒菌やちょい悪歯周病菌がお口の中に定着するのは小学生〜高校生くらいで、

悪玉歯周病菌はその後大学生〜20代で定着します。

歯周病なんて自分には関係ない!!歯磨きなんて面倒だ!!と思って過ごしている10代から20代ですでに歯周病は始まっています。

 

歯周病菌の栄養源は、人の血液中の鉄分とタンパク質で、

歯周ポケット内に出血がなければ栄養不足で増殖できず、出血があると増殖し病原性を一気に高めます。

 

栄養源になる出血をなくすために今すぐ行って欲しい事

①   歯磨きする時に歯間ブラシやフロス(糸ようじ)を使う

②   出血があれば、まずは2週間続けてみる

③   歯科医院で定期的に歯石を取ってもらう

④   自分の歯磨きが苦手な場所を知る

 

上記の習慣が身につけば、歯周病菌がすでにお口の中に定着していても歯周病が発症しになりにくくなります。

 

顔や身長、肌質など全く同じ人がいないように、

皆さんのお口の中も人それぞれなので磨き方や使う道具も変わります。

自分に合ったやり方を知ることで、年齢を重ねても自信のある口を手に入れましょう。

 

最新の研究結果を元に、歯周病菌の感染時期や予防方法について知ることができました。

歯周病は中高年になってから発症しやすいため、予防が遅くなりがちですが、

予防することで進行や重症化を抑えることも可能です。

更に、検査などでリスクの予測を行うと、一人一人に合った予防方法が確立しやすくなります。

 

自分の歯でいつまでも美味しくご飯を食べたい方、歯を失いたくない方は、

早めの予防で口の健康を守っていきましょう。
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