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名張かめい歯科・矯正歯科

2019/07/01

    歯科コラム,マタニティ

妊娠中の歯科治療について〜妊娠中はホルモンバランスが変化するため、むし歯や歯ぐきの腫れが進行しやすくなるので注意が必要です〜

妊娠中の歯科治療について、時期によってできる治療内容が異なります。

以下に、処置の内容をまとめます。

妊娠初期(1〜4ヶ月)

過度の緊張や長時間にわたる治療は避け、応急処置にとどめます。

妊娠中期(5〜7ヶ月)

ほとんどの方が問題なく治療できます。

妊娠後期(8〜10ヶ月)

母体に負担がかかるため、緊急を要しない限りは応急処置のみを行ないます。

妊婦

麻酔について

急性症状で重症化を招く場合や外科処置を行なう上で、局所麻酔が必要となる場合があります。歯科の麻酔薬は無痛分娩に使われるもので、体内に入ると肝臓等で分解され、尿と共に排泄されます。麻酔薬が胎盤を通過することが無いため、妊娠中の方でも安全です。

無痛

レントゲンについて

歯科のレントゲン写真は、あごや歯の周辺を撮影するため、直接お腹にX線が当たることはありません。防護エプロンを着用して腹部を保護すれば、被爆量は限りなくゼロになるため、赤ちゃんへの影響はないとされています。

レントゲン

薬剤について

抗生物質は、胎児に悪影響を及ぼす薬があるため、妊娠8週以内では使用しません。鎮痛剤は、痛みによる精神的ストレスがある場合、比較的安全なものを1日1〜2回程度使用します。いずれも必要性と安全性を計りにかけ、適切な時期や分量を十分考慮し、通院中の産婦人科の先生に確認してから処方します。

薬

妊娠中の歯科治療は、お腹のお子さんに影響があると思っている方もおられますが、時期に注意すれば歯を抜くことも可能です。逆に、むし歯で痛くて眠れない、食事ができない、イライラするなどの症状が続けば胎教にもよくありません。

つわり

かめい歯科クリニックでは、マタニティ歯科にも力を入れております。


妊娠中はホルモンバランスが変化するため、むし歯や歯ぐきの腫れが進行しやすくなります。出産後まで待って症状がひどくなる前に、安定期での治療をお勧めします。
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