歯磨き剤、なんとなく選んでいませんか？歯磨き剤の効果、使い方について

BLOGスタッフブログ

名張かめい歯科・矯正歯科

2018/02/07

歯科コラム,予防歯科

市販でたくさんの歯磨き剤が売られていますが、自分はどれを使うといいのかなぁ？どれが効果的なんだろう？と感じられたことはありませんか？

優れた薬剤が入っていても、なんとなく選んでしまうと、使い方によっては本来の効果をあげられず残念なケースがしばしばあります。

フッ素を使ったむし歯予防の効果のある歯磨き剤もむし歯のなりやすさによって使い方が選べます。
フッ素は再石灰化（歯の修復）をスピードアップさせてくれる大切な役割があります。

高濃度フッ素配合の歯磨き剤だけで十分なのか、寝る前にフッ素配合ジェルやフッ素洗口液も使ってもっと効果を期待したいのか、皆さんのお口の中の状況によって変わりますので、私たちにお気軽にご相談下さいね。

高濃度フッ素配合歯磨き剤の使用方法をご紹介します。

�@ 毎日使いましょう。

食事ごとに歯は溶けています。歯の溶けるスピードに勝るスピードで再石灰化して歯を補修出来るように毎日使いましょう。

�A 寝る前が効果的です。

寝ている間は唾液が減ります。寝る前に使うとフッ素が唾液に流されず、再石灰化の効果が上がりやすいのでおすすめです。

�B すすぎは１回で行いましょう。

せっかく高濃度のフッ素を使っていても、すすいで捨ててしまっては十分な効果が得られません。すすぎは最低限に、なるべく１回にとどめましょう。

�C 水は少なめにしましょう。

すすぎに使う水は、おちょこ一杯分もあれば十分です。製品によっては、すすぎに使う水の量が紹介されていますので、確認してみてくださいね。

�D 使用量は適量にしましょう。

たくさん使えばよいというものではなく、もちろん使用量が足りなければ効果も落ちてしまいます。年齢ごとに使用量の基準が設けられていますので、私たちにご相談くださいね。

�E ジェルや洗口液をちょい足しすると効果がアップします。

寝る前に、すすぎが少なくてすむジェルや、すすぎが必要ない洗口液を使うと、フッ素がお口にとどまりやすくなります。フッ素の効果がアップしますので、ぜひ歯磨き剤と一緒に使ってみてください。

歯磨き剤の効果をうまく引き出すために、自分のお口の状態を理解するこが大切です。
まずは歯科医院で自分のお口の状態を確認してみましょう。

その他の、予防歯科のブログについては、こちらも参考にして下さい。

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この記事の監修者

院長　亀井孝一朗

資格

大阪大学歯学博士
日本口腔インプラント学会専門医
インビザラインプラチナエリートプロバイダー
ITI学会公認インプラントスペシャリスト

所属学会

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名張市の歯医者名張かめい歯科・矯正歯科

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