喫煙とお口の病気について|
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名張かめい歯科・矯正歯科

2017/01/12

    歯科コラム,虫歯治療・歯周病,その他

喫煙とお口の病気について

皆さんもご存知のとおり、喫煙はガンをはじめ、様々な病気の原因となります。もちろん、お口の病気も例外ではありません。

むし歯になりやすい

むし歯はむし歯菌によって歯が溶かされる病気です。実は、歯は食事の度にむし歯菌によって溶かされます(脱灰)。
しかし、多少溶けたとしても、唾液の作用により再び元に戻ります(再石灰化)。

つまり、歯の表面は普段から溶けたり、戻ったりを繰り返しています。
しかし、喫煙していると唾液の量が減ってしまうため、溶けた歯を元に戻す機能は低下します。

虫歯原理

こうして歯が溶ける状態が続くと、やがては治療が必要な状態になってしまいます。さらに、細菌の塊であるプラーク(歯垢)は歯の表面についたタールに付着しやすくなるので、さらにむし歯のリスクが高まります。

喫煙でむし歯リスクが高くなります。

 
細菌が悪臭を発生させる

喫煙は唾液の量を減らします。すると口の中が乾燥し、ドライマウスと呼ばれる状態を引き起こします。
ドライマウスになると、口の中の細菌がどんどん繁殖します。細菌が増えると口の中がネバネバし、口臭がひどくなります。
つまり喫煙は、煙の匂いだけでなく、口臭そのものを引き起こすのです。

喫煙により増殖する細菌が口臭の原因になります。

免疫力低下→歯周病のリスクが高まる

歯周病は歯周病菌が原因です。

歯周病菌

通常は免疫機能を持つ白血球がこの歯周病菌と戦っているため、症状の進行が抑えられています。

しかし、喫煙をしていると、この白血球の免疫機能が著しく低下
さらにはニコチンにより血管が収縮してしまうため、白血球そのものが運ばれにくくなります。

つまり、喫煙をしていると歯周病になりやすく、さらには治療しても治りがとても悪くなってしまうのです。

歯周病もむし歯と同じように喫煙でリスクが高まります。
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